ちやま式Blog

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いじめ ー悪魔ー

いじめ、それは日本のみならず世界中の学校で問題になっている。むしろいじめが無い学校を探す方が難しいだろう。複数人で行う集団的ないじめは1対1よりはるかにタチが悪い。皆で口裏を合わせてやってなどいないと言い、時には「◯◯が□□したから」、「◯◯は□□だから」などと、まるで虐められた側が悪いような言い方をする輩もいる。

 

私も過去に虐められた経験がある。主な理由は、「ひつじのショーンのモノマネがウザかったから」なんてしょうもない、なんてくだらない理由だろうか。殴る蹴るなどの暴行を1ヶ月ほど受け、我慢ならなくなった私は、学校生活アンケートに書き、教師に相談した。その教師はきちんといじめっ子達を叱ってくれた。おかげでその後大ごとになるようなことはなくなったが、私はそのときの教師の私に対する発言を今でも忘れていない。

 

「せやけどな、◯◯(私の名前)も□□達が嫌がることしたんやから。そこは反省しなさい」

 

今でこそ遅めの反抗期が到来し大人に言いたい放題言っている私だが、当時は大人に歯向かうことを考えられず「はい」と言うしかなかった。

今考えてみると、とんでもないことだ。いじめっ子を叱っておきながら、虐められた方を非難した。つまり、「お前は虐められてもしょうがなかった」ということだ。いじめっ子の行動を肯定しているのと同じではないか。いじめがあることを知っていながら知らないふりを突き通す救いようのないバカよりはマシだが。

 

やつらは自分を正しいと信じて疑わない。みんなが賛同していることが正しいと信じ、自分たちがやっていることはみんなが望んでいることだから正しいのだと主張する。野良犬が汚いドブに落ちるといっせいに袋叩きにしてしまう、まわりの意見に逆らって野良犬を助けようとする勇気ある者さえ民意の圧力で従わせる。そんな善良な一般市民だ。自分より弱いマイノリティの人間を吊し上げることを人生の楽しみとしている善良な一般市民だ。

 

冗談じゃない。俺はやつらを絶対に許さない。