普段使いに最適な自作PCを考えてみる
みなさんはPCをどのような用途で使っていますか?ネットサーフィン?ネットショッピング?YouTubeやニコニコ動画の視聴だけ?ならChromebookや格安Androidタブレットでも買ってください。
とはいえOfficeで作業をしたり、Blu-rayで映画を視聴したり、iTunesで音楽を管理したり、まだまだPCでやることはたくさんあると思います。企業に就職すればPCを使った作業は当たり前のように行わなければならないでしょう。そんなとき、家に置くPCはどんなものが良いのでしょう?タイトルからも察しの通り、やはり私は自作PCを推します。
・まず「普段使い」の定義から
普段使いのPCで行う作業とはどんなものがあるでしょうか?PCを選ぶ上で用途の把握は非常に重要です。自作だろうがメーカー製だろうが。そこで思いつく限り「普段使い」と認められそうな用途を挙げてみました。
・ネットサーフィン
・ネットショッピング
・動画共有サイトで動画視聴
・CDやDVDやBlu-rayの視聴
・Officeを使った作業
・音楽の管理
こんなところでしょうか。人によっては「動画編集や音楽制作なども普段使いのうちだろ!」と言う方もおられるでしょうが、一般的ではないのでここでは省きます。
次に
・どんなパーツが必要なのか
さて、上記の用途から必要だと考えられるのは
・高い再生支援機能を有するCPU
・複数のソフトを処理するための余裕のあるメモリ容量
・多くのデータを保存するためのストレージ容量
といったところでしょうか。PCに詳しくない人には何のことかさっぱりだと思いますが、なんとか誘導しますのでついてきてください。
CPU(コンピュータの脳)
やっぱりAMDでしょ
「AMD?何それ美味しいの?」という方もいると思うので軽く説明。AMDはIntelと肩を並べるPC向けCPUメーカーです。日本ではIntelの方がシェアが大きいので自作er以外の人で知っている人は少ないように思います。今回はAMDが販売するAシリーズAPUを取り上げます。内蔵グラフィックス性能が高く、再生支援機能が優れていることで有名です。また、大人気PCゲーム「Minecraft」をプレイする人にもAMDはオススメです。今回取り挙げるのはこちら
AMD A-series プロセッサ A10 7860K Black Edition, with 95w quiet cooler FM2+ AD786KYBJCSBX
- 出版社/メーカー: AMD
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
AMD A10-7860Kです。約1万円ながら、仕事や動画再生、軽いゲームにも応える優れたAPUです。競合するIntel Core i3シリーズより安いのも特徴です。また、Kモデルということで、冷却面をしっかりしてやればオーバークロックでさらなる性能アップも見込めます。
お次はメモリ
CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC-17000(DDR3-2133) 4GB×2枚 240pin DIMM (無期限保証)(Panramシリーズ) W3U2133HPS-4G
- 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売
- 発売日: 2014/03/21
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
メモリはよく作業机に例えられますね。容量が大きいほど複数のソフトを同時に使用できます。最低でも8GBがいいでしょう。APUの内蔵グラフィックスの性能を最大限まで引き出すには高周波数のメモリが必要です。最新のDDR4なら2133MHz以上が標準なのですが、DDR3では1600MHzが標準だったので、DDR3で2133MHzのものをとなると少しお高くついてしまいます。
ASRock AMD A88Xチップセット搭載 Mini-ITXマザーボード A88M-ITX/ac R2.0
- 出版社/メーカー: ASROCK
- 発売日: 2016/04/04
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
PCパーツは全てマザーボードに繋がります。こちらはAMDのA88Xチップセットを搭載したmini-ITX規格のマザーボードです。小型ながらも無線LAN機能を内蔵し、普段使いには最適なマザーだと思います。そのせいか少しお高めですね。
ストレージ
データを保存するのはHDDより高速なSSDが良いでしょう。容量あたりの価格はHDDに劣りますが、それにまさる速度、静音性、省エネを実現し、持ち帰った仕事からちょっとした調べ物まで全てを快適にしてくれます。PCの遅さの原因はHDDということが多いです。ここでは250GBのものを紹介していますが、足りないと思う方は、もっと容量の大きいものを選んでください。予算が足りないという方は、外付けHDDを後から追加購入すれば、容易に容量を増やすことができます。
ケース
Thermaltake Core V1 Mini-ITX対応キューブPCケース CS4872 CA-1B8-00S1WN-00
- 出版社/メーカー: Thermaltake
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
前面に200mmの大型ファンを搭載しているmini-ITXマザー用のケースです。HDDとSSDを計4個まで、標準的なATX電源や、285mmまでのグラフィックスカードを取り付けられるなど、拡張性も高くオススメです。
電源
玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD 500W ATX電源 KRPW-GT500W/90+
- 出版社/メーカー: 玄人志向
- 発売日: 2016/10/01
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
優れた電力効率を有する80PLUS GOLD認定を受けた500W電源です。必要に応じて電源ケーブルを追加するタイプなので、ケースの中が使わないケーブルでゴチャゴチャにならずに済むところも好印象ですね。
OS
Microsoft Windows 10 Home Anniversary Update適用版 32bit/64bit 日本語版 (最新)|USBフラッシュドライブ
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: CD-ROM
- この商品を含むブログ (3件) を見る
さて、最後はおなじみWindows。メーカーのPCなら最初から入っていますが、自作するときは自分で買ってインストールしないといけません。もしお仕事などで会社のサーバーなどと繋げたりするなら、ワンランク上のWindows 10 Proをオススメします。
以上。私がぼんやりと考えた普段使い用のPC構成です。「こんなのもいいんじゃない?」などの意見がありましたら、コメントに書いてくださいね。また、自作PCのことで相談がありましたら、TwitterのDMでご相談ください。
ID:@chiyamax1
ではでは〜