ちやま式Blog

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せっかくRyzen Gが出たので、家庭用PCの構成を考えてみる。ー2018.AMD Verー

少し前にAMDからVega GPUを搭載したAPU「Ryzen G」が発表された。Ryzen 3 2200GとRyzen 5 2400Gの2つがラインナップされているが、今回は家庭用ということで、下位モデルのRyzen 3 2200Gで構成を考えてみる。下位モデルといっても家庭用PCには十分すぎる性能を備えているので心配は無用だ。それではいってみよう

 

 

 

・CPU

AMD CPU Ryzen 3 2200G with Wraith Stealth cooler YD2200C5FBBOX

AMD CPU Ryzen 3 2200G with Wraith Stealth cooler YD2200C5FBBOX

 

 Radeon Vega 8グラフィックスを内蔵し、高いiGPU性能を誇るAMDのAPU最新製品だ。RX Vega 11グラフィックスを搭載した上位版のRyzen 5 2400Gもあるが、家庭用ということで、こちらを選定した。これでも4コアあるので十分すぎるパワーを秘めている。

 

・メモリ

Ryzenはメモリ性能が高いほどパフォーマンスが向上するので、オーバークロック無しで動作できるなかで最大の周波数のものを選定した。ただここ数ヶ月DRAMの価格が高騰し、メモリやGPUも影響を受けている。この4GB2枚組も去年の夏頃までは7,000前後だったのが、今では1万円越えになってしまっている。価格の高騰はまだしばらく続きそうだ。

 

・CPUクーラー

 高さ37mmという圧倒的にコンパクトなロープロファイルクーラーだ。後述するケースの制約上、大きいクーラーを搭載すると蓋が閉まらなくなってしまうのでこの製品を選定した。

 

・ストレージ

Crucial [Micron製] 内蔵SSD MX300 525GB ( 3D TLC NAND / M.2 Type / 3年保証 )国内正規品 CT525MX300SSD4/JP

Crucial [Micron製] 内蔵SSD MX300 525GB ( 3D TLC NAND / M.2 Type / 3年保証 )国内正規品 CT525MX300SSD4/JP

 

ストレージにはCrucial MX300のM.2タイプを選定した。M.2タイプにすることで配線を簡略化でき、メンテナンス性も向上する。NVMe接続の方が速度は出るが、家庭用PCにそこまでの性能はいらないだろうし、なによりNVMe SSDは発熱が大きい。ということでSATA接続のものにしておいた。

 

マザーボード

ASRock AMD B350チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード AB350 Gaming-ITX/ac

ASRock AMD B350チップセット搭載 Mini-ITX マザーボード AB350 Gaming-ITX/ac

 

マザーボードにはB350チップセットを搭載したmini-ITXのボードを選定した。家庭用PCということでコンパクトに収めるための手段だ。注意点としては、今回搭載するRyzen 3 2200Gは第2世代Ryzenに相当するので、BIOSのバージョンが古いとB350チップセット搭載マザーでは使用できない可能性があることだ。店頭で購入する場合は店員にBIOSバージョンが最新かどうか聞いておくといいだろう。対応済みのマザーボードには、それを示すシールが貼ってあるはずだ。

 

・ケース&電源

ケースには150W電源が内蔵されている小型ケース、In Win Chopinを選定した。このケースの制約上、CPUクーラーとマザーボードのチョイスが限られてくる。また一般的なATX電源やSFX電源は利用できず、内蔵されている独自の150W電源を使用することになる。

 

・OS

OSには安定のWindows 10。なのだが、所詮は家庭用PC、特殊なソフトを使わないならLinuxで代用しても良いかもしれない。 

 

 

 

 

 

今回紹介した構成で自作すると、10万円弱、キーボードやマウス、モニターなどの周辺機器も揃えると家庭用PCといえどかなり値が張ってしまう。主な原因はやはりメモリの高騰だ。一刻も早く安定した安価な価格に戻ってくれることを願うばかりだ。