新型MacBook Proが登場!間違いなく史上最高の一台
Appleは日本時間28日午前2時からの発表会「hello again」にて、以前より噂されていた新型MacBook Proを発表しました。
これまでよりも更に薄くなり、背面のAppleロゴは光らなくなっている様子。
本体カラーはシルバーとスペースグレイの2色。ディスプレイサイズはこれまで通り13インチと15インチになっています。13インチモデルには下位版があるそうなので、後日比較します。
13インチモデルは14.9mmの厚さ、1.37kgの重量となり、13インチMacBook Airより薄く。同じくらい軽くなりました。
15インチモデルは15.5mmの厚さ、1.83kgの重量となり、こちらも前モデルに比べてかなり薄く、軽くなっています。
キーボードは第2世代のバタフライメカニズムとなり、安定感が4倍も向上しているとのこと。また感圧を検知するForce Touchトラックパッドも約2倍の面積となり、これまでより操作がしやすくなっています。
そして今回の目玉でもある新しい「Touch Bar」。従来ファンクションキーがあった場所にRetinaディスプレイを搭載しており、ファンクションキーとしてだけでなく、様々な操作が行えます。
例えば、画面の明るさ調節や音量調節などのシステムコントロール。
写真の編集ツールにもなります。
カーソルを動かさなくてもiPhoneの電話やFaceTime通話に応答したり、メールやメッセージでTouch Barに表示される絵文字を使って素早く返信できますし、
文書を作成する際に予測変換にも使えます。
また、Touch Barの右端にはTouch IDが搭載され、Macでも指紋認証が使用できるようになりました。指紋認証するだけで別のユーザーアカウントに瞬時に切り替えることもできます。
Touch Barは新たに搭載されたApple T1チップが管理します。
Touch Barに表示される内容はカスタマイズができるようです。
新しいRetinaディスプレイは、解像度こそ変わりませんが、従来より67%明るく、67%コントラスト比が高くなり、25%多くの色を表現できるDCI-P3をサポートします。
お次はパフォーマンス。
13インチモデルはベースクロック2.9GHzの第6世代デュアルコアCore i5。CTOカスタマイズでベースクロック3.1GHzのCore i5または3.3GHzのCore i7に変更可能です。
GPUには64MBのeDRAMを搭載したIntel Iris Graphics 550を搭載。
メモリは2133MHz駆動のLPDDR3メモリ8GB。CTOカスタマイズで16GBに変更可能です。SkylakeでのDDR3は本来なら1866MHzまでのはずなんですが、おそらくIntelと協力してカスタマイズしているのでしょう。何故素直にDDR4を採用しない…。
ストレージは最大読込速度3.1GB/s、最大書込速度2.1GB/sのPCIeベースフラッシュストレージ。標準で256GB、CTOカスタマイズで1TBまで増やすことができます。
I/Oインターフェースは4つのUSB 3.1 Gen 2/Thunderbolt 3とヘッドフォンジャックが1つあるのみ。前モデルまであったフルサイズのUSBやHDMI、SDカードスロットも廃止されています。
下位版だと少し違う箇所があるので、それも後日比較します。
15インチモデルはベースクロック2.6GHzまたは2.7GHzの第6世代クアッドコアCore i7。CTOカスタマイズで2.9GHzのものに変更可能です。
GPUはiGPUとしてIntel HD Graphics 530。dGPUとして2GBのVRAMを持つAMD Radeon Pro 450または455を搭載。CTOカスタマイズで4GBのVRAMを持つ460に変更可能です。
メモリは2133MHz駆動のLPDDR3メモリ16GB。
ストレージは最大読込速度3.1GB/s、最大書込速度2.2GB/sのPCIeベースフラッシュストレージ。標準で256GB、CTOカスタマイズで2TBまで増やすことができます。過去最大容量です。
I/Oインターフェースは13インチと同じく4つのUSB 3.1 Gen 2/Thunderbolt 3。ヘッドフォンジャックが1つです。
この他にも、ダイナミックレンジが2倍。最大音量が58%大きくなった新しいスピーカーや、最大10時間持続するバッテリーが搭載されています。
長々と書いてしまいましたが、Retinaディスプレイモデルが登場したとき以来の大きなモデルチェンジとなったと思います。
注文は本日から、出荷は13インチモデルの下位版が今日から、Touch Bar搭載モデルが2〜3週間後になる予定です。明日は13インチモデルについて詳しく掘っていこうと思います。それでは。