新しいMacBook Airはパワフルになっただけじゃない!環境にも優しいクリーンマシンに変身して帰ってきた!
10月30日午後11時(日本時間)から行われたAppleの新製品発表会で、新しいMacBook Airが発表されました!
2015年モデルが発表されて以来、12インチMacBookに最軽量モデルの座を奪われて陰に潜んでいたMacBook Airでしたが、約3年越しにリニューアルされました!今回はそんな新MacBook Airの概要をおさらいしたいと思います。
プロセッサ
新しいMacBook Airにはベースクロック1.6GHzの第8世代Intel Core i5プロセッサが搭載されています。が、10月30日現在、これに相当するCPUはIntelのホームページに載っていません…。内蔵グラフィックスがIntel UHD 617という見慣れないものだったので予感はしてたんですが、なんと未発表のものを先駆けて採用しているんですね。これは少し期待しちゃっても良いかも?
※追記
後日Intelの発表により、Core i5 8210YというCPUであることが判明しました。TDPが7Wなので、MacBookと同じCore m系列の省電力モデルのようです。
MacBook Airに念願のRetinaディスプレイが搭載されました。サイズはこれまでと同じ13.3インチですが、ベゼルが狭くなったことにより、旧モデルよりふた回りほどボディが小さくなっています。また、これまでより48%多くの色を正確に表現できるようになったとのことなので、写真を扱う人にもいいかもしれませんね。
Touch IDとT2セキュリティチップ
これまではTouch Bar付きのMacBook Proでしか利用できなかったTouch IDが、今回単独で搭載されることになりました。また、サブシステムの処理やセキュリティ強化のためのT2セキュリティチップも搭載されており、より安心してMacを使うことができるようになります。これは地味に嬉しいポイント。
新しいキーボードと感圧トラックパッド
最新世代のバタフライキーボードが採用されています。おそらく2018年モデルのMacBook Proと同じ第3世代のものと思われます。そして感圧トラックパッドも搭載され、指先に確かな感触が伝わってくるでしょう。
軽いのにパワフル、やりたいことを一日中
新しいMacBook Airは僅か1.25kgの軽さながら、約12時間持続する大容量のバッテリーを搭載しています。新しいスピーカーは最大音量が25%もアップ。より豊かな音を再現できるようになりました。また、メモリは最大16GBに。ストレージはなんと1.5TBのSSDが搭載できるようになりました。でもなんで1TBじゃなくて1.5TBという微妙な容量なんでしょうか…。
なんか色々繋げられます、Thunderbolt 3
12インチMacBookではUSB-Cポートが1基だけ。しかもUSB 3.1 Gen1規格ということで通信速度もそれほど速くなく、悩みのタネの1つでしたが、今回のMacBook Airは最大40Gbpsの通信速度を誇るThunderbolt 3ポートをなんと2基も搭載しています。外付けストレージを繋げるも良し、カメラを繋げるも良し、eGPUを繋げて思いっきりゲームをするのも良し。できることの幅が大きく広がりました。
自然に優しいんです
新しいMacBook AirはMacでは初めて100%再生アルミニウムをボディの素材に使用しています。削りかすを集めて原子レベルで再利用することで大幅な炭素排出量の削減に成功したそうです。これからはパソコンもエコの時代なんですね。ちなみにこの再生アルミニウムは共に発表された新しいMac miniにも使われています。
以上、新しいMacBook Airの特徴をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?私は新しいゴールドカラーのモデルが欲しくてたまらないのですが、安定の金欠なので購入は暫く見送りになりそうです。トホホ…。
めでたく購入した方は、大事に使ってやってください。
それではまた!